こんにちは、くろすけです。
元スポーツ店の店員(ソフトテニス部門担当)で、ソフトテニス用品(ラケット・ガット・シューズなど)の販売やソフトテニス教室(有料)のインストラクターをしていました。
この記事では、
- シューズの違いがわからない
- 砂入り人工芝・クレー用、オールコート用ってなに?
- 値段が高いといいシューズなの?
- メーカー別におすすめのシューズを知りたい
という人のために、おすすめのソフトテニス用シューズを厳選して紹介します。
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\おすすめを厳選/
ソフトテニスシューズ おすすめの種類
ソフトテニスのシューズは大きく3種類に分けられます。
- 砂入り人工芝・クレー用
- オールコート用
- カーペットコート用
シューズは硬式テニスも共通です。
ソフトテニスにおいては①砂入り人工芝・クレー用のシューズがおすすめですよ。
というより砂入り人工芝・クレー用選べばOKです(笑)
ソフトテニスはオールコートやカーペットコートでプレーする機会というのはほとんどありません。
3種類の違いはソール面(靴裏)のパターン(凹凸や溝の向きなど)です。
それぞれのコートの滑りやすさを考慮してソールが作られているんですよ。
コートに合わせたシューズを履くことで怪我をしにくくなったり、より動きやすくなるといったメリットがあります。
ソフトテニスシューズの選び方
ソフトテニスシューズの選び方で大事にして欲しいことは次の3つです。
- 砂入り人工芝・クレー用であること
- サイズはあっているか
- 幅はあっているか
それでは一つずつ順番に説明していきます。
選び方1:砂入り人工芝・クレー用であること
シューズを選ぶ時は、まず砂入り人工芝・クレー用であるかを確認しましょう。
オールコート用を買えば全部のコートがOKってことでしょ?それならそっちがお得じゃん
ハードコートで頻繁にプレーする機会があるのであれば、オールコート用を買った方がいいのですが、ソフトテニスは砂入り人工芝(以下オムニ)かクレーのコートでプレーすることがほとんどです。
せっかくオムニ・クレーコート専用設計のシューズがあるので、これを選ばないなんてもったいないです。
メーカーがわざわざ別の種類として発売するということは、それだけ性能に違いがあるということなんですよ。
プレーするコートに合わせたシューズを選ぶと、動きやすさは格段に違うんだよ
値段に大きな違いはありません。
オールコート用がダメだ!ということではないのですが、どちらも選べるのであれば、プレーする機会の多い砂入り人工芝・クレー用のシューズをおすすめします☆
選び方2:サイズはあっているか
サイズ選びはとても重要なポイントです。
例えば同じ25.0センチのシューズでもメーカーによって違いがあります。
ヨネックスとミズノなら0.5センチ違うサイズを選んで買うよ
ヨネックスとミズノで比較した場合、
ヨネックス:25.5センチ
ミズノ:25.0センチ
を買う感じです。
ヨネックスの方が少し小さく感じます(※個人の感想です)。
初めてシューズを買う時や、今履いているメーカーと違うサイズを買う時は試し履きすることをおすすめします。
選び方3:幅はあっているか
シューズを選ぶ時は、足幅にあったものを選ぶことが大切です。
足幅の表記はメーカーによって異なります。
今回はこの記事で紹介予定のメーカーのみ記載します。
- YONEX・MIZUNO:2E、3E、4E
- asics:STANDARD、WIDE
2Eは足幅がせまい人、
3EとSTANDARDは標準の人、
4EとWIDEは足幅がひろい人に向けた設計となっています。
こちらもメーカーによって履き心地は異なりますので、試し履きをされることをおすすめします。
試し履きをする時はこんな風にするといいよ
[jin_icon_checkcircle]購入予定のサイズを準備する。
[jin_icon_checkcircle]椅子に座って必ず両足履く。靴下は試合で履く物を準備。
[jin_icon_checkcircle]かかとでトントンとしてつま先の方に余裕をもたせる。
[jin_icon_checkcircle]かかとでトントンとした状態で立ち上がり、つま先の余裕がどの程度あるかを手の指で押さえて確認(1センチ程の余裕が理想)。
[jin_icon_checkcircle]幅がきつくて痛みを感じないか、幅が広すぎて靴の中で足が左右にずれないかを確認。
[jin_icon_checkcircle]今履いているものでいいなと思っても、0.5センチ小さいサイズと0.5センチ大きいサイズのどちらも試す。
足のサイズは右足と左足で若干の違いがあります。
大きい人だと0.5センチ違うこともあるそうです。
試合会場や店舗のイベントなどで足型の計測をやっていることがあるので、見かけた時はぜひ計測してみてください。なかなかおもしろいですよ。
サイズ・足幅・重心まで細かく教えてもらえるよ
私も計測してもらおう。シューズ選びが楽になりそう
ソフトテニスシューズの選び方(メーカー別のおすすめ)
おすすめのメーカー1:YONEX
パワークッションソニケージ 2
ヨネックスシューズで履き心地を重視するならパワークッションソニケージ2シリーズがおすすめ。
緻密にストライプ構造を設計したデュラブルスキンはかなり有能です。
足の動きに合わせてストライプの間隔や向きを変えてあり、安定性と柔らかい履き心地がクセになります。
「このシリーズじゃないとだめ」と言われるお客さんも多く、リピーターも多い人気のシリーズです。
サイズ展開はMEN(3E)、ウィメン(WOMEN)、ワイド(4E)の3タイプです。
パワークッションジュニア GC
パワークッション搭載のジュニア用シューズです。
サイズは①18.0、②19.0、③20.0、④21.0、⑤22.0センチの5サイズです。
くつひもではなくマジックテープ仕様なので楽に履くことが出来ますよ。
カラーはライムグリーンの1色のみです。
おすすめのメーカー2:MIZUNO
【最新モデル】WAVE EXCEEDシリーズ
2021年7月に発売された新商品で、3タイプあります。
7月販売ですが発売直後から好評のため、品薄の販売店もあるようです。
スピード追求の軽量モデル:WAVE EXCEED 4Z(3E)
耐久性と安定性重視のモデル:WAVE EXCEED TOUR 4Z(2E)
柔らかさを兼ね備えた最軽量モデル:WAVE EXCEED LIGHT(3E)
ウエーブエクシード 4シリーズ
従来のシリーズからフィッティングを一新し、軽量感とスピード感をさらにアップさせました。
MIZUNO WAVEを採用し、クッション性と安定性を両立させています。
履き心地が柔らかく、ミズノのシューズでは1,2を争う人気のシリーズです。
サイズ展開は2E、3E、4Eの3タイプです。
おすすめのメーカー3:asics
GEL-RESOLUTION 8 OC(STANDARD)
横方向への激しい動きに対応し、フットワークへの追従性を高めてあります。
アッパー前足部には、フレクションフィットを搭載し、厚みを薄くすることで優れたフィット性と屈曲性を実現。
シュータン上部には、シューレース収納用ポケットを装備し、ヒモ切れを防止します。
横方向への安定性を強化するトラスティックシステムDYNAWALLを搭載し、足のブレを抑制。ターン時のグリップ性に優れたアウターソール意匠を採用し、衝撃緩衝性に優れるGELを内蔵。
足幅はSTANDARD、カラーは①ピンクカメオ×ホワイト(22.5〜26.0センチ)、②フレンチブルー×ホワイト(25.0〜30.0センチ)の2色です。
①がレデースモデル、②がメンズモデルとして発売されています。
以上、メーカー別のおすすめシューズでした。
シューズは日々劣化していくので、どのくらい滑るようになったかということになかなか気付けません。
毎日プレーしているジュニアや学生であれば、半年〜長くても一年に一回の交換をおすすめします。
シューズの劣化はプレーの質や怪我に直結します。
楽しく健康的にソフトテニスをするためにも、日々のケアや購入のタイミングを見失わないようにしたいですね。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。