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【ソフトテニス初心者の練習】第六回 ショート乱打をしてみよう編

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この記事ではソフトテニス初心者が中級者にステップアップするための練習方法を、運動神経はそれほどよくないのにそれなりに勝てるようになった当サイトの管理人くろすけが解説していきます。詳しい経歴はプロフィールをご覧ください。

 

こんな人に向いています

・ソフトテニスをこれから始める
・上手になりたいけれど、身近に教えてくれる人がいない
・子どもが始めたけれど、経験がなく教えてあげることができない
・センスはない、それでも勝てる選手になりたい

 

くろすけです。今日は初心者におすすめの練習!ショート乱打について説明するよ

 

 

ショート乱打ってなに?

ショート乱打とは、サービスラインの少し後ろ(サービスラインとベースラインの間の緑部分)に構えて、サービスエリア内(下図の青色部分)で行う短い乱打のことです。ショートラリーともいいます。ウォーミングアップのメニューとして取り入れているクラブや学校がとても多い練習です。

 

基本中の基本って感じだよ

 

長いコースで行う乱打より簡単なように思えますが、コツをつかむまではなかなかサービスエリア内にボールを入れることが出来ません。ショート乱打は正しいラケットワークを身につけるのにとても役立つ練習なんですよ☆

ショート乱打がうまくなる5つのコツ

それでは早速、ショート乱打がうまくなるための5つのコツを説明します。

構えを早くしよう

ショート乱打はサービスエリア内というとても短い距離でラリーをするため、自分が打って相手が打ち返してくるまでの時間がとても速いです。打った後にボールを見てぼーっとしてしまっていたら、あっという間に次のボールが飛んできます。打ったらすぐに構えて次のボールに備えましょう。これを意識して練習していけば、打ったらすぐに構える習慣が身につきます。

打ったらすぐにかまえーる!

テイクバックを小さくしよう

テイクバック(ラケットのひき)は小さくします。これには理由が2つあって、まず一つめはショート乱打のようなテンポの速いラリーでテイクバックを大きくしてしまうと、準備が遅くなって打点が後ろになりがちです。ラリーが始まって最初のうちはいいんですが、本数が増えれば増えるほど構えがどんどん間に合わなくなっていきます。

二つめは短いボールを打つのに大きなテイクバックは効率が悪いです。他のことに置き換えて考えるとわかりやすいですが、皆さんは遠くにボールを投げる時、大きく振りかぶったり、勢いをつけてどーーんと投げますよね?

では近くにボールを投げたい時はどうでしょう?遠くに投げる時と同様に大きく振りかぶるでしょうか?そんなことはないですよね☆小さく構えてチョンッと投げると思います。ソフトテニスも同じです。ですのでテイクバックは小さく!!がうまくなるためのコツですよ。

テイクバックはちいさーく!

スイングはコンパクトにきっちり振ろう

先ほどテイクバックは小さくと説明しましたが、スイングもコンパクトにきっちり振ることが大切です。初心者の人が短いボールを打とうとすると、ラケットにボールを当てるだけになりがちです。これ、気持ちはとてもわかります(笑)

 

ラケットを振ったら大きく飛んでいってしまいそう

 

正しいテイクバックと正しいスイングをすればそんなことはないので安心してください。テイクバックを小さくしてスイングをコンパクトに振れば、ボールにドライブ回転が掛かります。そうすると、スピードのあるボールでサービスエリア内にきれいに入ってくれます。

ドライブ回転=ボールが沈む。

最初は出来なくても、諦めずにドライブ回転を掛けれるように頑張りましょう。当てるだけでコートに入れた方がラリーも続いて楽しいかもしれません。しかし、当てるだけの打ち方だと必ず将来的に行き詰まってしまいます回転の掛かったボールを打てるようになることは必ず皆さんの役に立ちますよ♪

スイングはコンパクトにきっちり振ろー!

たて面(たてめん)を上手に使おう

短いボールを打つ時はたて面を使うと楽にボールを打つことが出来ます。たて面というのはラケットヘッドを地面に向けてそこから上にスイングする打ち方です。通常のストロークだとラケットヘッドは横に向いていますが、それをたてにすることにより、短いボールの処理がとてもしやすくなります。たてのイメージがいまいちわかない人は、ボーリングのボールを投げる感じで腕を使えばOKですよ(^o^)グリップの持ち方を変える必要はありません。

中上級者になったら、横面とたて面を使い分けてショート乱打をしますが、初心者のうちはたて面のみで全然大丈夫です。このたて面が上手に使えるようになると、試合で打ち返せるボールがぐーんと増えますよ。

 

たて面を上手につかおーう!

膝(ひざ)と腰をきちんと使おう

ひざと腰を使わずに棒立ちでショート乱打をしないように気をつけましょう。短いラリーだと手だけで打ってもボールは相手コートに返すことが出来ます。でも、それは本当にいいボールでしょうか?

ショート乱打でも落としてひざを曲げる。ひざでボールを運ぶように柔らかく体重移動をし、腰はボールが飛びすぎないようコンパクトに回転させる。こういうことがとても大切です。短い距離だからこそ、寸分の狂いもなく狙った場所にボールを打ち続ける!といった精度の高い練習を心がけましょう☆ボールを狙う場所は『あの辺』といったエリアで設定せず、ボール一個分の『点』で設定することをおすすめしますよ♪

ひざと腰をきちんとつかおーう!

 

ショート乱打を練習する時のコース

実際にショート乱打を練習に取り入れる場合は、

  1. ストレート
  2. 正クロス
  3. 逆クロス

の3コースを使ってください。どのコースも同じように感じるかもしれませんが、体の使い方や打点など微妙に異なります。3コースをまんべんなく練習して、器用なボールコントロールやラケットワークを身につけましょう。

番外編

基本のショート乱打に慣れたらこんなこともしてみよう

サービスエリア内でゲーム

ショート乱打をしていたサービスエリア内でゲームをしてみましょう。きれいな回転のボールだけではなく、ツイストを使うのもアリですよ♪せまい範囲でもコースを狙ったり、相手のミスを誘発するプレーを考えて取り組むことが大切です。実際の試合でも役立つ技術が自然と身につきます。

私もやってみたけど楽しかったよ

テンポを変えてライジングでショート乱打

難易度アップの練習ですが、ショート乱打に慣れてきたらライジングでのショート乱打にチャレンジしてみましょう。

ライジングとは、ボールがバウンドしてから最高点(頂点)に到達する前に打つことです。

通常のボールを打つタイミングは、ボールがバウンドして最高点から少し落ちたところです。ライジングは通常よりもはやいタイミングで打つことにより、相手のリズムを崩すことが出来る超攻撃型の打ち方です。ショート乱打でのライジング練習はライジングの入門編って感じですかね。まずはショート乱打でライジングのタイミングを覚えて、通常のラリーや実戦につなげていきましょう☆

 

難しい技術もチャレンジあるのーみ!

 

以上、ショート乱打についての説明でした(^o^)v

 

みんなまたね。最後まで読んでくれてありがとう