この記事ではソフトテニス初心者が中級者にステップアップするための練習方法を、運動神経はそれほどよくないのにそれなりに勝てるようになった当サイトの管理人くろすけが解説していきます。詳しい経歴はプロフィールをご覧ください。
・ソフトテニスをこれから始める
・上手になりたいけれど、身近に教えてくれる人がいない
・子どもが始めたけれど、経験がなく教えてあげることができない
・センスはない、それでも勝てる選手になりたい
【スプリットステップを習得しよう】
・パワーポジションを意識しよう
・スプリットステップとは
パワーポジションを意識しよう
パワーポジションとは、構えた(静止した)状態から、前後左右どのような方向に対しても素早く動き出すことが出来る待球姿勢のことをいいます。ボールに追いつくためには動きが『速い』ということがとても重要になります。走るのが速い、反応が速い、構え(軸足の設定)が速い。全部できれば何の問題もないですが、なかなか難しいですよね。なので全部を意識してトレーニングしつつ、この3つの中でどれが一番得意かをみつけましょう。
スプリットステップとは
スプリットステップとは、相手がボールを打つタイミングで、自分が軽くジャンプすることです。パワーポジションからこの動作をひとつすることで、一歩目の動きを格段に速くすることが出来ます。
ジャンプをして着地する時の反動を利用すると、ベタ足で地面に立っている時よりもより強く地面を蹴ることができます。このエネルギーが一歩目を速くする秘訣です。跳び箱も手をつくだけではなく、助走をつけて、跳び箱の手前でジャンプして手をついた方がより高く跳べますよね?反動というのはとても大事です。自分の体(筋肉・腱)のばねを存分に使って動作を少しでも速くしましょう。
スプリットステップを教えるとありがちなのが「一生懸命わりと高くジャンプする」です。これほんとによくあります(笑)。そんなに跳ばなくていいのに〜と思うんですが、最初の頃は加減が難しいんですよね。何事も程よく、そして意識する部分を間違えないこと。高く跳んでしまうと『滞空時間が長くなる=一歩目が遅くなる』…これじゃあせっかくしたステップの意味が半減してしまいますよね。そうならないために軽く注意点をまとめます。
☆意識は『跳ぶ』ではなく『沈む』
☆ジャンプする前の膝を少し曲げて腰を落とす動作が実は重要
☆跳ぶ高さは低くてOK
☆大切なのは、沈む(筋肉縮む)→跳ぶ(筋肉伸びる)のばねと着地の反動
今日はここまで(^o^)