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【ソフトテニス初心者の練習】第二回 フォアハンドストローク編

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この記事ではソフトテニス初心者が中級者にステップアップするための練習方法を、運動神経はそれほどよくないのにそれなりに勝てるようになった当サイトの管理人くろすけが解説していきます。詳しい経歴はプロフィールをご覧ください。  

こんな人に向いています

・ソフトテニスをこれから始める ・上手になりたいけれど、身近に教えてくれる人がいない ・子どもが始めたけれど、経験がなく教えてあげることができない ・センスはない、それでも勝てる選手になりたい

くろすけです。今日の練習はこれだよ

 

目次

・【フォームを覚えよう】まずは基本のフォアハンドストローク   ①待球姿勢 ②軸足の設定 ③腕の使い方と面の角度   ④体重移動と腰の回転 ⑤スイング後に大切なこと

フォアハンドストロークってなぁに?
フォアハンドストロークはソフトテニスを始めたほとんどの人が最初に習う打ち方だよ
かっこよくバーンって打つやつ?
まぁ、間違ってはないかな(笑)この基本の打ち方をしっかり覚えることで、後々かなり役に立つと思うよ
そうなんだ。上手くできるか不安だなぁ
そんなこと心配しなくて大丈夫だよ。大事なことは諦めずにチャレンジし続けること。早速やってみよう

  ・【フォームを覚えよう】まずは基本のフォアハンドストローク ①待球姿勢 ・スタンス(足幅)は肩幅より少し広くとり、ガニ股必須。広げ過ぎは次の動きが遅くなるのでNG!! ・重心はつま先へ(かかとは地面に触れているくらいのイメージ)。 ・膝を曲げて腰も落とす!!←この腰がポイント。初心者に多いのは、膝は曲げているけど腰が落とせていないパターン。重心が高いままだと安定しません。 ・上半身を前傾姿勢にして、お尻を少しだけ後ろに突き出す。 ・ラケットは利き腕じゃない方の手で、イチョウ部分(面の下の二股に割れているところ)を支えるように持つ。←これも重要。一本打つ度にこれをやるかやらないかで、グリップがずれるかずれないかに影響します。利き腕だけでラケットを持っていると、握力のない人は打つ度にグリップがずれてしまいます。打つ→イチョウ部分を持ってグリップをウエスタングリップに戻す→また打つ…の繰り返しです。  

待球姿勢はこんな感じ。イメージできるかな?
なんとなくはわかるけど、これで本当にあっているのかな
長々と書いてもわかりにくいよね。実はもっと簡単でイメージしやすい説明があるんだよ
それを先に言ってよ!
ごめんごめん。かけっこはしたことあるよね?よーいどん!のスタートの構え。クラウチングスタートじゃなくて立ったままのやつでいいからね
できるよ。それがなんの関係があるの?
よーいどん!の構えって、つま先重心の前傾姿勢で膝も曲げているよね?その姿勢のまま、前に出していた足を後ろの足の位置まで下げれば待球姿勢の完成です。幅は肩幅より少し広くね
あっ。ほんとだ。かけっことソフトテニスって関係なさそうなのに
他競技の動きでソフトテニスに活かせることはたくさんあるよ。おにごっこやキャッチボールもおすすめ

  ※ここから下は右利きを前提とした説明です。左利きの人は反対で考えてくださいね。 ②軸足の設定 ・右足に重心を乗せ、ラケットをひく。左手はボールが飛んでくる方向へ伸ばす。

☆右足のつま先より膝頭が少し出るように体重を乗せる。 ☆右足に体重を乗せると右肩が下がって身体が傾きがち。椅子に座るように重心を落とす。 ☆体重がきちんと乗っている場合、右太もも(膝上と裏側)〜お尻(太ももとの境目らへん)に負荷がかかってプルプルする。 ☆テイクバック(ラケットの引き方)は、あまり大きく引かない方が安定しやすい。①脇はボールを1.5個挟めるくらい開ける ②腕は肘を少しまげてくの字にする ③ラケットを持つ手は力を入れない(ラケットが落下しない程度)。りら〜っくすが大事。
個人的にはテイクバックは打てれば何でもいいと思ってる(笑)ボールの回転がおかしい時にテイクバックを変えたらよくなったっていう人もいるし。自分的に良いボールがいって、なおかつ怪我をしない打ち方を大事にしてね

  ③腕の使い方と面の角度

テイクバックからボールに向かってラケットを振る時のイメージは、端を持ってしならせた定規をパチーンとする感じです(笑)
なにそれ。くろすけっていたずらっ子だったの?
ぼちぼちね(笑)みなさんお手元にやわらかめの定規を準備してください。左端を左指で、右端を右指で持ち、定規をしならせます。左手は固定したまま右指を離してください。さぁ、どうなりましたか⁉
右端からくるーんと定規が回転したよ。当たり前だよね
大成功だね!これをラケットで再現します
☆自分の右腕(肘から指先まで)とラケットが定規の部分 ☆ラケットは右肘を起点(定規を持った左指)にラケットの先端(定規の右端)をはしらせる(右指を離す) ☆ボールにラケットが当たる時の手首の角度は、人と握手をするように。手首より指先を下へ。 ☆ボールにラケットが当たる瞬間はぐっと力を入れる ☆ボールの右上を打つようにラケットを振り抜く ☆テイクバックからボールに当たるまでを振るのではなく、ボールに当たった瞬間から20cm程をしっかり振るイメージ
ラケットはボールに当たるまでを速く振るんじゃなくて、当たった瞬間から首に巻き付けるまでを速く振るんだよ。←これ重要だからね
忘れないようにするね

  ④体重移動と腰の回転

体重移動と腰の回転について説明するよ。分けて説明しているけど、『③腕の使い方と面の角度』とこの④は実際打つ時には同時進行です
頭がごちゃごちゃしてきた
頭で考えないで出来るようになるまでは、説明した動作をゆっくり素振りで覚えるのがおすすめ
☆右足は②軸足の設定を参考にセット。 ☆左足は①ガニ股 ②親指からかかと側を地面につけ、小指からかかと側は浮かせる(親指側のかかとで左足を支える、重心はまだ右足)。 ☆重心を右足から左足に移す。左足の①かかとからつま先へ ②つま先から膝頭が少し出る ③左太もも(膝上)〜お尻(太ももとの境目らへん)に負荷がかかってプルプルする。←この時、自分の左側に壁があると思って体をつっこみ過ぎないように注意 ④おへそが相手から見えないように隠す ☆体重が左足に乗った状態で、腰をギュンッと回す(隠していたおへそを相手に向ける)。 ☆腰がしっかり回ると、遠心力で右足が前に出る。←この時、足を出すというより、右のお尻を持ってくるイメージで。
腰を回す、ラケットを振る、この動作を右腕と腰だけでやるのは大変です。体を上手く使うともっと楽に出来るよ
腰を回す、ラケットを振るってことばかりに意識がいっちゃう
腰を回す、ラケットを振る。この2つの動作をサポートする動きは、『左腕(肘)を後ろにひく』だよ。腰を回さなくても、右腕を振らなくても、左腕(肘)を後ろにひけば体はくるんと回るんだよー。体はつながっているから当たり前のことなんだけど、僕も教えてもらうまで知らなかった
ほんとだ!左腕も重要な働きがあるんだね。何も使わなくていいものかと(笑)
軸足を決めた時の左手には、ボールとの距離感を測る役割もあるよ。伸ばした左手の場所が打点(ボールを打つ所)になるって覚えてね

  ⑤スイング後に大切なこと

試合中はラリーがどんどん続きます。打ったら次のボールに向けてすぐに準備をはじめてね。打つ→構える→打つ・・・の繰り返し
練習だと打っておしまいになってしまうもんね
そうそう。だから普段から意識しておくことが大切だよ。練習も打って終わりじゃなくて、打って構えるまでを1セットにした方がいいと思う。そして出来るだけ素早く行うこと。打って構えるまでをとにかく素早く‼常に試合のことを考えて、高い意識で練習に取り組もう

  今日はここまで(^o^)次回はバックハンドストロークについて説明するよ〜☆

みんなまたね。最後まで読んでくれてありがとう