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【ソフトテニス初心者の練習】第三回 バックハンドストローク編

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この記事ではソフトテニス初心者が中級者にステップアップするための練習方法を、運動神経はそれほどよくないのにそれなりに勝てるようになった当サイトの管理人くろすけが解説していきます。詳しい経歴はプロフィールをご覧ください。

 

こんな人に向いています

・ソフトテニスをこれから始める
・上手になりたいけれど、身近に教えてくれる人がいない
・子どもが始めたけれど、経験がなく教えてあげることができない
・センスはない、それでも勝てる選手になりたい

くろすけです。今日の練習はこれだよ

 

目次

・【フォームを覚えよう】まずは基本のバックハンドストローク

  ①軸足の設定 ②腕の使い方と体重移動&腰の回転

  ③スイング後に大切なこと

バックハンドストロークってなぁに?
フォアハンドストロークと同じで、ソフトテニスを始めたほとんどの人が最初に習う打ち方だよ
難しい?
慣れたらバックハンドストロークの方がフォアより簡単っていう人もいるよ。くろすけはフォアが好きだけど(笑)これも基本の打ち方をきっちり覚えよう
バックも色々な打ち方があるんでしょう?
そうそう。今回は韓国式バックハンドで説明をするね。くろすけはこの打ち方を社会人になってから実業団選手の友達に教えてもらったんだけど、まー打ちやすかった(笑)
そんなに?
うん。これ、学生の時に教えてよって思ったもん。初心者も面がきれいに作れて速いボールも打ちやすいからくろすけ的にはこの打ち方がおすすめ!早速やってみよう

 

※ここから下は右利きを前提とした説明です。左利きの人は反対で考えてくださいね。

・【フォームを覚えよう】基本のバックハンドストローク

バックハンドストロークの練習をする時は、まずこの線を地面に描いてね

 

 

①軸足の設定

描いた線をもとに軸足をセットするとこんな感じ。左足は線に対して垂直、右足は線と同じ方向にセット

 

この時の体重は左足にのせればいいの?
そのとおり!フォアと同じでつま先から膝頭が少し出るようにして体重をのせてね。左太ももの膝上らへんとお尻に負荷がかかるよ
わかった。ラケットの引き方や体の向きは?
ラケットはイチョウ部分を持ってラケットヘッドが空を向くように立てて引いてね。ラケットと腕でLの字ができる感じ
イチョウ部分を持ってラケットを引くと打ちたい方向に背中が向いてしまうけどいいの?
それでOKだよ。バックは右肩越しにボールを見るのが大切。おへそが相手に見えないようにしてね。こういう風に構えると、しっかりと体を回すことが出来て速くて重いボールが打てるんだ
へぇ〜。肩越しにボールを見るのがポイントかぁ。了解‼
もう一つポイントがあって、右肩をあげないように!右肩があがると脇があく&肘もあがっていいボールが打てなくなってしまうよ。右肩と左肩は水平もしくは右肩を下げるようにしてね

 

☆左足は線に対して垂直、右足は線と同じ向きにセット
☆左足に体重をのせる際、つま先より膝頭が出るようにする
☆ラケットはL字になるように立てて引く。
☆右肩越しにボールを見る。右肩と左肩は水平もしくは右肩を下げる

 

②腕の使い方と体重移動&腰の回転

次は腕の使い方と体重移動、腰の回転について説明するよ

 

・軸足の設定でイチョウ部分を持っていた左手を、右手首と右肘のちょうど真ん中付近にそえる。

・左足に乗せていた体重を右足に移す(右足のつま先から膝頭が出るようにグッと踏み込む)。

この時に体重の乗せ方が甘いと下図の打点に届かなくなるから注意してね

 

・フォアハンドと同様に、右肘を起点にラケットの先端をはしらせる(定規をしならせて離すイメージ)。

・打点は右足のつま先の延長線上でラケットが重なる所。

 

 

・体重を右足にのせる。この時、壁に右半身がぶつかったイメージを持って、体が傾き過ぎないように注意する。

・ボールに当たるタイミングで腰をギュンッと回す(隠していたおへそを相手に向ける)。

・腰がしっかり回ると、遠心力で左足が前に出る。←この時、足を出すというより、左のお尻を持ってくるイメージで。打った後の足は下図参照。

 

 

右腕で打つんじゃなくて、左の手の平で右腕を押し出すイメージだよ
左手が右腕を支えるから安定するの?
そのとおり!よく左手をそえただけで満足してしまう人がいるけど、そこで終わらないように(笑)打つ時も右腕をしっかり押して左腕のエネルギーを伝えてあげてね
打ったあとの左足は打点と同じ線上にくるんだね
そうそう。だから斜めに引いた一本の線上に打点があって、さらに打ち終わった後に左足がそこにくれば、体重移動や腰の回転もバッチリってこと
スイング後のラケットはどうなっていればいいの?
くろすけ的には腕とラケットでLの字(ラケットヘッドが空をむいてラケットが立った状態)になっているのがおすすめ。この形で終わっていればきれいなドライブ回転がかかりやすいよ
腕とラケットが斜めにピーンと伸びた選手を見かけたけどその人もきれいな回転だったよ
いろいろな打ち方があるからね。練習していくうちに自分はこっちが打ちやすいかも!っていうのがみつかったらどんどん変えていっていいと思う

 

☆右腕で打つのではなく、そえた左手で右腕を押し出してボールを打つイメージ
左足・右足・打点はすべて斜めに引いた線状にある
☆体重が右足に乗った状態で、腰をギュンッと回す
☆スイング後は腕とラケットでLの字をつくる
☆打った後は左足が前に出る。出ていない場合は体重移動や腰の回転が不十分

 

④スイング後に大切なこと

試合中はラリーがどんどん続きます。打ったら次のボールに向けてすぐに準備をはじめてね。打つ→構える→打つ・・・の繰り返し
練習だと打っておしまいになってしまうもんね
そうそう。だから普段から意識しておくことが大切だよ。練習も打って終わりじゃなくて、打って構えるまでを1セットにした方がいいと思う。そして出来るだけ素早く行うこと。打って構えるまでをとにかく素早く‼常に試合のことを考えて、高い意識で練習に取り組もう
試合を意識して練習することが上達のポイントなんだね
これからも頑張ろう。じゃあ今日はここまで。みんなまたね。最後まで読んでくれてありがとう

 

【第二回】フォアハンドストローク編はこちら